captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ザ・グレイ 凍える太陽

リーアム・ニーソン主演、アメリカの映画である。

 

ジョン・オットウェイは、極寒の石油基地で、スナイパーとして雇われている。

 

彼は、基地に侵入しようとする狼を狙撃するのだ。

 

最愛の妻を亡くした彼は、大きな悲しみに浸っている。

 

夜、バーで酒を引っ掛けた彼は、ライフルを持って外へ出た。

 

そして、銃口を咥えたが、引き金を引くことはできなかった。

 

彼は、休暇を利用して帰郷することにした。

 

飛行機には、彼の他にも、大勢の作業員が乗り込んでいる。

 

離陸後、オットウェイは眠り込み、妻の夢を見ていた。

 

突然の衝撃で目を覚ました彼は、シートベルトを締めて揺れに備えた。

 

飛行機は、そのまま、アラスカの雪山に墜落した。

 

オットウェイは、飛行機から放り出されていて、少し離れたところで気がついた。

 

生き残ったのは、彼を含めて七人だけだった。

 

マイナス20度の雪山であり、助けが来ることは期待できなかった。

 

夜、物音に気付いたオットウェイが確かめにいくと、狼が女性の遺体に食いついていた。

 

そこは、狼の縄張りのようだった。

 

このままでは、全員、狼に食い殺されるか、凍死するかだ。

 

翌朝、拒否する一人を除いて、オットウェイたちは森を目指した。

 

 

この作品では、狼に襲われる恐怖がリアルに伝わってくる。