アメリカのアクション映画である。
主人公ウォーカーは、イギリス人の傭兵であり、アフガニスタンで任務に就いていた。
そこに、アメリカにいる娘が麻薬で死んだと知らせが入る。
彼は任務を放棄して、ロサンゼルスに飛ぶ。
遺体と対面したが、それは別人だった。
娘のアパート行くと、荒らされていたが、そこで遺体の女性が娘と写っている写真を見つける。
彼は娘が働いていた「モースト社」を訪れ、社長に問いただすが追い払われてしまう。
その際、社員に暴行して警察に引き渡された。
担当した刑事は、ウォーカーの言葉にピンと来るところがあった。
釈放されたウォーカーは、金の力で娘を捜し出す。
何年かぶりの再会なのに、気の強い娘で感動も何もない。
彼女は、モースト社で働くうちに、不正に気付き、命を狙われていたのだ。
そして彼らは、モースト社に乗り込む。
ストーリーというほどのものは、無い。
強い傭兵親父が、悪者を次々に撃ち殺す話だ。
主人公は、リーアム・ニーソンに雰囲気が似ている。
吹き替え盤で見たのだが、あまりの下手さにあきれてしまった。
字幕なら、もう少しマシな印象があったかも知れない。
正義の側に犠牲者が無く、傷も負わない演出は、薄っぺらい。
スティーブン・セガールの映画ですら、味方が死んだりするのに。
こういう駄作を観ることは、とても勉強になる。