日本のアニメーション映画である。
空中海賊「ドーラ一家」が、巨大な飛行船を襲撃した。
一家の目的は、「飛行石」という不思議な石だ。
飛行石のペンダントをつけた少女が、窓から逃げようとした時、手を滑らせて落下した。
飛行石が光って浮力が発生し、気を失った少女は、ゆっくり降下した。
スラッグ渓谷の炭鉱で働く、機械工見習いの少年パズーが、それを目撃した。
彼は、炭鉱の上に降りてきた少女を受け止めた。
翌朝、パズーの家で目覚めた少女は、彼に助けられたことを知った。
少女の名前はシータ、コンドアの谷で暮らしていたのだが、政府特務機関のムスカ大佐に捕らえられて、飛行船に乗せられていたのだった。
パスーは、両親が遺した家で一人暮らしをしている。
シータは、壁に、雲で覆われた城の写真が懸けてあるのを見た。
それは空中に浮かぶ伝説の城ラピュタであり、飛行船に乗っていた彼の父が、嵐の中で撮影したものだった。
ドーラ一家が、シータを探してパズーの家に来た。
パズーはシータを少年に変装させて逃げ出したが、すぐにバレた。
二人は、街まで逃げてきて、親方たちに匿ってもらった。
そして、親方たちがドーラの息子たちと殴り合いをしているうちに、裏口から逃げ出した。
それを、遠くから見ていたドーラ一家の親玉マ=ドーラが見つけた。
そこに、軍隊も現れて撃ち合いになり、二人は炭鉱の穴に墜落した。
何回見ても、新鮮な感動がある作品だ。