日本のアニメーション映画である。
19世紀中頃、イギリス。
少年レイは、発明一家の三代目だ。
父と祖父は、オハラ財団から資金援助を受けて、アメリカで研究をしている。
レイも機械が好きで、自分で発明もしていた。
ある日、祖父のロイドから荷物が届いた。
中には、金属製のボールみたいなものが入っていて、設計図と手紙が添えられていた。
レイが手紙を読んでいると、オハラ財団を名乗る二人組が入ってきて、手違いで荷物がこちらに届いたから、渡してくれという。
しかし手紙には、オハラ財団の者には渡すなと書いてあった。
言い争っていると、祖父・ロイドが入ってきた。
レイはロイドの指示に従って、その荷物をスチーブンスンに渡すために逃げ出した。
合図を受けて、近くに待機していたオハラ財団の者たちが、自走式蒸気機関車でやってきた。
レイは、自ら発明した蒸気バイクで逃げる。
線路まで逃げて、そこで蒸気機関車に乗っていたスチーブンスンと、助手のチャンバースに助けられた。
ほっとしたのも束の間、オハラ財団は飛行船を使って襲ってきた。
そして、荷物もろとも、レイは掠われてしまった。
前半は退屈だが、後半はスリリリングなシーンが、これでもかと続く。
ただ、吹き替えがイマイチだ。