アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカの映画である。
若いソーシャルライトのメラニー・ダニエルズは、サンフランシスコの小鳥屋に入った。
彼女を店員だと勘違いした青年が、話しかけてきた。
彼は、11歳になる妹キャッシーの誕生日プレゼントに、ラブバード ( ボタンインコなど ) を贈りたいのだという。
突然声をかけられて動揺したメラニーは怒ったが、ミッチは彼女を知っているという。
ミッチに興味を持ったメラニーは、彼の車のナンバーから自宅を見つけ出した。
そして、ラブバードを彼の家に届けた。
手紙を添えた鳥籠を置いて去ろうとした時、一羽のカモメが襲いかかってきて、メラニーは怪我をした。
それを見ていたミッチが彼女を自宅に招き、傷の手当てをして、母と妹に紹介した。
ミッチは、弁護士だった。
その後メラニーは、小学校教師アニー・ヘイワーズと知り合った。
アニーは、ミッチの元カノだ。
メラニーがアニーの家にいる時、カモメが窓に激突して死んだ。
翌日。
キャッシーの誕生日パーティーで、招待された子供たちがカモメに襲撃された。
さらに夜になると、煙突から大量の雀が飛び込んできて、メラニーたちを襲った。
街には多くの鳥が飛来し、その数は増え続けていた。
この映画は、恐怖映画の教科書的作品である。
CGを使わなくても、これほどのリアリティを出せるのは、さすがだ。