未来。
航行中の宇宙船に、細かな隕石が、いくつも衝突した。
衝撃で、数週間冬眠中だった乗員や乗客が目覚めた。
そこは、見知らぬ惑星の大気圏で、宇宙船は高熱を発しながら墜落していった。
隕石の直撃を受けた船長が死亡し、女性操縦士フライが操縦桿を握った。
宇宙船は、砂漠に不時着して大破した。
クルーが一人、死亡した。
助かった貨物の中に酒はあったが、水はなかった。
そこで、数名で水を探しに出た。
宇宙船には、殺人犯で、囚人として護送中のリディックという男が、拘束されていた。
リデックは、逃走した。
不時着のときに放り出されたが生き残っていた男が、リディックと間違えられて、ジークに射殺された。
ジークは、その男を穴に埋めようとして、何者かに襲われた。
リディックは、賞金稼ぎのジョンズに捕まった。
水探しから戻ってきたフライたちは、穴の周囲に血が落ちていたため、リディックが殺したと主張した。
しかし、リディックに諭され、フライが穴に入って探索した。
そして何者かに襲われたが、なんとか逃げ延びた。
この星には、太陽が三つあり、夜がない。
凶暴な捕食者がいることが分かったので、全員そろって水探しに出かけた。
そして彼らは、別の宇宙船と、誰かが住んでいた跡を見つけた。
そこは無人で、宇宙船は飛び立つには電力が足りなかった。
この作品は、SFのファンタジー、未知の生物に襲われるホラー、殺人犯リディックのサスペンスという要素が入り混じっていて、面白い映画に仕上がっている。