マイケル・ダグラス、シャロン・ストーン主演、アメリカの映画である。
サンフランシスコ。
情事の最中、男がアイスピックで滅多刺しにされ、殺された。
翌朝、知らせを受けた警察が捜査を開始した。
殺されたのは、元ロックスターでナイトクラブ経営者の、ジョニー・ボズという男だった。
ニック刑事と相棒のガスは、殺された男の恋人とされる女性宅を訪ねた。
彼女の名は、キャサリン・トラメル。
資産家であり、小説家だ。
二人の質問に対して彼女は、「ボズは、ただのセックスフレンドであり、恋人ではない」 と言う。
それ以上の追求はせず、二人は署に戻った。
その後の調べで、キャサリンは今回の事件と同じ手口の小説を書いていた。
「元ロックスターが、情事の最中、ベッドの上で両手を縛られ、アイスピックで刺殺される。」 という作品だ。
警察は彼女を署に呼んで尋問し、さらに嘘発見器に掛けた。
その結果、彼女の容疑は薄らいだが、ニックだけは彼女が犯人だと思い込んでいた。
ニックはキャサリンの家で、強く問いただした。
その時ニックは、彼女が知るはずの無い過去の失敗をなじられた。
ニックは、捜査中に誤って民間人を射殺してしまってから、署で精神科医のカウンセリングを受けている。
担当医のべスは、ニックの元恋人だ。
署に戻ったニックは、べスに、カルテを誰に渡したのか問い詰めた。
その相手が内部捜査課のニールセンだと知ったニックは、彼に詰め寄った。
その夜、ニールセンが射殺された。
ミステリアスな作品だ。
シャロン・ストーンが、知的で美しい。