captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

夜の大捜査線

シドニー・ポワチエ主演、アメリカの映画である。

 

1960年代、アメリカ南部は黒人差別の意識が根強く残っていた。

 

そんなミシシッピ州の小さな町の駅に、夜、一人の黒人男性が降り立った。

 

町では、警官のサムがパトロール中、倒れた男を発見する。

 

男は町の有力者コルバートで、殺されていた。

 

駆けつけたギレスビー署長の命令で、サムはパトロールを続ける。

 

そして、駅で黒人男性を見つけ、容疑者として署に連行した。

 

署長もこの男性を犯人と決めつけ、男性の話を聞こうとしない。

 

男性は、自分も警官だというので、仕方なくフィラデルフィアの警察署へ電話した。

 

その結果、彼はディップス刑事、殺人課最高の敏腕刑事だった。

 

上司は渋るディップスに、捜査を手伝うよう命令する。

 

黒人差別主義者の署長も、渋々納得する。

 

黒人差別ゆえ、周りの者達はディップス刑事に、非協力的だ。

 

町民も、黒人が白人を取り調べることには、猛反対である。

 

そんな中、ディップス刑事は、困難な捜査を進めていく。

 

ディップスの優秀さを際立たせるためか、他の警官達を極端な無能に描いている。

 

それは、古い作品だから仕方がないのかも知れない。

 

見応えは、ある。