イギリス・アメリカ合作の映画である。
主演は、ラッセル・クロウ。
主人公カル・マカフリーは、メディアコープ社ワシントン・グローブ紙の記者だ。
ある日、黒人男性が射殺され、それを目撃したピザ配達人も撃たれて意識不明の重体になった。
カルは、なじみのベル刑事を通して取材を始める。
同じ頃、ソニア・ベーカーという女性が、地下鉄で轢死した。
自殺だとされた。
彼女は、カルの友人である国会議員スティーヴン・コリンズの調査員兼助手だった。
事件に関する記者会見で、コリンズ議員が涙を流したことから、マスコミは二人の関係を調べだした。
そして、愛人関係だったことが暴露された。
カルは、コリンズ議員を訪ね、ソニアが殺害されたのではないかと疑う。
そして、同僚のデラ・フライ記者に、地下鉄内の監視カメラの映像を調べさせた。
コリンズ議員は、日頃、民間軍事会社であるポイントコープ社を、批判していた。
ポイントコープ社は、10社以上を傘下に収める企業であり、カルの勤めるメディアコープ社も、傘下の一つだ。
それゆえ、カルの調査に圧力が掛り始める。
最後まで、ワクワクドキドキさせられる。
カルは記者だから、銃で身を守れない。
だからこそ、日本人が観ても、物語に入り込めるのだ。