アメリカの映画である。
アリゾナ州チャンドラー。
FBI捜査官ケイト・メンサーは、SWATを伴って、誘拐犯のアジトを急襲した。
1人を射殺して制圧するが、壁の中から顔を潰された多数の死体が見つかった。
メキシコの麻薬組織「ソノラ・カルテル」 の手口だ。
それらの死体は、ケイトが捜査していた誘拐の被害者ではなかった。
襲撃した建物は、麻薬組織幹部マニュエル・ディアス名義だが、彼はアメリカでは合法的にビジネスをしていた。
ケイトは、その腕を買われて国防総省のマット・クレイヴァーが率いるチームに、招集された。
ケイト達は、ルーク空軍基地に行った。
そこでアレハンドロという男と合流、エル・パソに向かう。
エル・パソの陸軍基地でデルタフォースと合流して、車でメキシコのフアレスに向かった。
フアレスで、ソノラ・カルテルの幹部ギレルモの身柄をもらい受け、再びアメリカに戻る。
途中、高速道路でギレルモを奪還しようとした組織のメンバーを射殺。
この時、地元警察に撃たれたケイトは、相手を射殺した。
アメリカに戻り、ケイトは、非合法なやり方を抗議した。
マットは、真の目的は、組織を混乱させて、ファウスト・アラルコンをあぶり出すのだと言う。
ファウストのせいで、毎日、大勢が誘拐され、殺されているのだった。
この作品は、リアリティーがあって引き込まれる。
ただ、主人公ケイトの見どころが、冒頭だけしかなく、あとは添え物みたいな扱いだ。
主人公が活躍しない映画も、珍しい。