中国の映画である。
16歳の高校生ペイは、深センから香港の高校に通っている。
ペイは、母と二人暮らしだ。
香港出身の父は、母と別れ、香港で新しい家庭を持っている。
ペイは、たまに父を訪ねて、小遣いをもらっていた。
彼女は、親友のジョーと北海道へ旅行することを計画していて、学校の屋上で、その話をする。
ある日、帰宅途中で、ひょんなことからiPhone密輸の片棒を担がされた。
警察に追われた犯人が、帰宅途中の彼女に、こっそり「荷物」 を手渡したのだった。
その夜、なぜだか犯人から電話があって、彼女は指定された場所に荷物を持っていった。
そこで、思いもよらない報酬を手渡された。
これが切っ掛けで彼女は、新型iPhoneの密輸にかかわっていく。
ペイは、密輸グループに入って、運び屋になった。
制服を着て、毎日税関を通過する彼女は、持ち物のチェックをされる心配がない。
家に帰っても、男とマージャンをしては騙される、だらしない母がいるだけ。
ペイは、密輸グループのみんなと過ごすひとときが、心地よかった。
退屈な作品である。
ラストまで、つまらなかった。
制服姿の主人公が、可愛らしいだけ。