アメリカの映画である。
1944年12月。
アメリカ軍第101空挺師団I大隊は、ベルギーでドイツと戦っていた。
ウィルウイッツ曹長が率いる小隊は、バストーニュに向かう。
農家に宿営した翌日には、森へ出発した。
塹壕を掘りながら、前進が続く。
やがて、雪になった。
夜、ドイツ軍が落下傘降下で攻撃を仕掛けてきて、数名が死傷した。
周囲は霧に覆われ、視界が狭い。
悪天候のため補給が滞っている。
そして、ドイツ兵に包囲されてしまった。
激しい戦闘シーンはあるものの、全体に、淡々と物語が進行していて、退屈だ。
登場人物は、「裏の顔 = 本当の人生」 が殆ど描かれていないので、薄っぺらい。
だから感情移入がしにくく、眺めているだけの作品だ。