イギリスの映画である。
リサとケイトの姉妹は、メキシコを訪れていた。
姉のリサは、男に振られて傷心している。
活発な妹ケイトは、リサを夜の街に連れ出した。
そこで知り合った男性と、翌日、ケージ・ダイビングに出かけた。
ホテルを通していないので、リサは不安だ。
船に備え付けられている錆びたケージを見て、さらに不安が募る。
ポイントに到着した時、クルーは鮫をおびき寄せるための餌をまいた。
これは、違法だ。
ますます不安の募るリサだが、ケイトに励まされてケージに入る。
水深5メートルまで来た時、沢山の魚に囲まれて、2人は大いに感激した。
ケージを引き上げようとした時、故障が起きて、2人はケージごと海底に転落した。
水深47メートル。
折れたクレーンの支柱が、ケージの上に落下した。
この深さでは、無線が通じない。
ケイトは、鮫の危険を感じながらも、水深40メートルまで浮した。
そこでテイラー船長と、無線が通じた。
テイラーは、ハビエルがスペアのワイヤーを持って潜るから、ゲージで待っているようにと指示した。
ケイトは、鮫を避けつつケージに戻る。
無線が通じないので、2人に不安が募る。
そのうちに、ボートが去っていくような音が聞こえた。
予備知識が無いまま表題だけ見ると、コメディかと思うだろう。
たった47メートルだから。
最初は、予想通りに物語が展開していく。
ケージが海底に沈んだ後は、ずっとスリリングなシーンが続く。
ラストは、とても切ない。