レオナルド・ディカプリオ主演、クリント・イーストウッド監督、アメリカの映画である。
1960年代。
FBI長官のジョン・エドガー・フーバーは、キング牧師宅の盗聴を命じた。
そして、口述で、部下に回顧録をタイプさせる。
1919年。
当時、エドガーは24歳だった。
上司であるパーマー司法長官宅が、爆破された。
その日は、各地で合計で8件の爆破テロがあった。
司法省は、共産主義の過激派対策と戦う組織を立ち上げ、エドガーを長官に任命した。
これが、FBIの前身となる組織だ。
エドガーは、美しいヘレンという女性に恋をしたが振られてしまう。
しかし彼女を、秘書にした。
エドガーは、捜査に科学的な手法を取り入れたり、犯罪予備軍のファィルを上手く整理したりして、実績を上げていく。
また、政治家達の極秘ファィルも作成した。
同性愛、マザコン、など彼の裏側も、きっちり描かれている。
重い作品だ。