アメリカの西部劇である。
「荒野の七人」 シリーズ、第三作だ。
19世紀末のメキシコ、農民達は圧政に苦しんでいた。
そこに立ち上がったのが、革命家のリーダー、キンテロ。
しかし彼は、政府軍のディエゴ大佐に捕まり、通称「ネズミの巣」 と呼ばれる刑務所に入れられてしまった。
キンテロの部下マックスは、軍資金を以て脱出し、山賊のリーダー、ロベロの元に行く。
そしてマックスは、ロベロの指示に従って、町へ大量の武器を買い付けに行った。
マックスは、町で伝説のガンマン、クリスに出会い、助けを求めた。
クリスは引き受け、さらに五人の腕利きガンマンを集めた。
一旦、農民の立てこもる山に集まり、クリスとマックスは、ネズミの巣を偵察に行った。
そこでは、ディエゴ大佐が農民達を虐殺していた。
クリス達は、警備の緩む日を見定めて、奇襲をかけることにした。
この手のモノは、第1作目が一番面白い。
クリスの元に集まったガンマン達の裏側 ( 人間性や歴史 ) を描いていれば、彼らに思い入れが出来て、もっと面白い作品になっただろう。