フランス・イタリア合作の西部劇である。
西部の街スノーヒル。
判事ポリカットに仕事を奪われた住民達は、山に逃げ込み、野盗として生き延びていた。
ポリカットは、野盗に賞金を掛け、賞金稼ぎを使って野盗狩りをしていた。
賞金稼ぎは、食料調達に出てきた野盗を射殺して、金に換えていたのだった。
雪に覆われた山を、ガンマンが馬で通りかかる。
そして、野盗狩りをしていた賞金稼ぎ達を撃ち殺した。
野盗達が、彼を雇ったのだ。
彼は、幼い頃、盗賊に喉を切り裂かれ、声を失っていた。
「サイレンス」 と、呼ばれている。
スノーヒルに、新しい保安官ゲデオンが赴任した。
途中、野盗に馬を奪われ、駅馬車に乗ってきた。
駅馬車にはサイレンスが乗っており、途中で賞金稼ぎのロコが乗った。
ロコは、殺した野盗を馬車の屋根に積み込んだ。
夫をロコに殺されたポーリーンが、サイレンスを雇っていた。
サイレンスは、ロコを仕留めに酒場に行くが、負傷する。
この作品は、主人公が全く喋らない早撃ちのガンマンだ。
非常に、後味の悪い結末である。
全く、予想外に終わった。