captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

網走番外地 悪への挑戦

高倉健主演、日本の映画である。

 

橘真一は、鬼寅を訪ねて博多にやってきた。

 

博多港では、猟銃を持った3人の少年が、赤ちゃんを抱いた女性を人質にして、警察と対峙していた。

 

橘は、丸腰で一人、自分と人質を交換するよう説得しながら、少年たちに近づいた。

 

そして、女性を解放した。

 

なおも近づく橘にひびった少年が発砲して、橘が倒れた。

 

しかし彼は、すぐに立ち上がって近づき、少年たちを取り押さえた。

 

それを見ていた不良少女のペコと連れの少年が、橘に憧れてまとわりついてきた。

 

橘は、鬼寅と再会した。

 

鬼寅は、病の友人に代わって、不良少年保護施設で働いていた。

 

橘は、そこを手伝うことになった。

 

鬼寅が少年たちに橘を紹介するが、粋がった少年も多く、反抗的な態度だ。

 

暴力団門馬組にいた武は、橘に対して特に反抗的だった。

 

少年たちには、毎日、土木作業がある。

 

ある日の作業で、武がいなくなった。

 

武が銃を持っていると聞いた橘は、鬼寅に相談して、武の実家を訪ねることにした。

 

実家では、武の母親が、飲んだくれの再婚相手にこき使われていた。

 

義父に対して暴力を振るう武を見た橘は、かつての自分を見ているよだった。

 

武を理解した橘は、彼と義兄弟の契りを結んだ。

 

武は、堅気になると約束した。

 

また、武の持っていた銃は、モデルガンだった。

 

その後武は人形工場に就職が決まり、施設を出た。

 

門馬組は、武を呼びつけた。

 

 

青春映画で、ラストだけ、いつもの高倉健

 

 

網走番外地 決斗零下30度

高倉健主演、日本の映画である。

 

網走刑務所を出所した橘真一は、冬の北海道を列車で旅していた。

 

彼は列車の中で、一人の少女、大槻チエと出会った。

 

チエは一人で、ノサップの炭鉱にいる父に会いに行くという。

 

務所仲間と同じ苗字だったこともあり、橘はチエを送り届けることにした。

 

橘は、駅前の万屋で馬橇を借り、炭鉱を訪れた。

 

チエの父親は、務所仲間の大槻だった。

 

喜んだのも束の間、意地の悪い坑夫長の蝮は、大槻たちを仕事に急かせた。

 

代わりに自分が行くと申し出た橘に、蝮が殴りかかった。

 

橘が応酬して蝮を叩きのめし、炭鉱で働くことを認めさせた。

 

橘が仕事をしている間、大槻とチエは雪だるまを作って遊んだ。

 

腹の虫が治らない蝮は、橘が乗ってきた馬を殴り殺した。

 

 

ストーリーよりも高倉健を楽しむ作品である。

 

蝮が棒で馬を殴り殺すシーンが、とてもリアルだ。

 

CGのない時代であり、本当に、馬を殴り殺したように見える。

 

 

 

 

ライオン・キング ( 2019 )

アメリカのアニメーション映画である。

 

動物の王国プライド・ランドの王ムサファと妃サラビの間に、息子シンバが誕生した。

 

次期王シンバを披露する儀式に、国中の動物が集まり、誕生を祝った。

 

ムサファとの争いに敗れて王になれなかった弟スカーは、儀式を欠席した。

 

イチョウの執事ザズーが、スカーを訪ねて行って非難した。

 

怒ったスカーがザズーを食べようとした時、ムサファがやってきた。

 

話し合ったが、兄弟にはわだかまりが残ったままだ。

 

ムサファは、成長したシンバを国全体が見渡せる場所に連れて行った。

 

そこで、自然の循環や王としての心得を教えた。

 

自分が王になることが嬉しいシンバは、叔父のスカーにも自慢する。

 

スカーはシンバに、決して行ってはならないという「象の墓場」を教えた。

 

好奇心がくすぐられたシンバは、友達であり許嫁のナラを誘って象の墓場を見に行った。

 

そこには、サラビに追いやられた多くのハイエナがいた。

 

ハイエナは、シンバとナラに襲いかかった。

 

 

この作品はCGがリアルで、本物に見える。

 

 

 

 

 

 

ファースト・キル

アメリカの映画である。

 

ウォール街で働くウィル・ビーモンは、多忙だ。

 

看護師をしている妻のローラから、息子ダニーが学校で殴られたから迎えに行ってくれとの電話があった。

 

ウィルは、一旦は引き受けたものの時間の調整ができず、結局、ローラが迎えに行った。

 

ダニーは11歳、大人しい性格で、いじめられていた。

 

ウィルは、ローラとダニーを連れて、生まれ故郷に向かった。

 

叔母のドッティーの家に泊めてもらい、ダニーと鹿狩りをするのだ。

 

途中で、警察署長のハウエルに出会った。

 

彼は、亡くなったウィルの父親の親友だ。

 

ハウエルは、銀行強盗が発生して犯人がまだ捕まっていないから気をつけるよう、アドバイスした。

 

ドッティーの家に到着し、翌朝、ウィルとダニーは森に出かけた。

 

森で鹿を見つけた時、近くで男が二人、言い争っていた。

 

銃を突きつけられていた男が鍵を遠くに投げ、直後に撃たれた。

 

思わず声をあげそうになったダニーの口をウィルが抑えたが、男に気づかれてしまった。

 

男は、ウィルとダニーが隠れている辺りを、撃ち始めた。

 

命の危険を感じたウィルは、持っていた猟銃で男を射殺した。

 

男は警官だった。

 

 

ハウエル署長は、ブルース・ウィリスが演じている。

 

駄作だ。

 

 

 

網走番外地 大雪原の対決 

高倉健主演、日本の映画である。

 

網走刑務所。

 

雪山での作業中、看守の小暮が囚人の一人を鞭で打ち始めた。

 

橘真一は、小暮に雪玉を投げつけて、それを止めさせた。

 

頭にきた小暮は、誰がやったのだと息巻く。

 

白熊と呼ばれている囚人が、橘を差し出した。

 

木暮は橘を鞭打つが、橘の迫力に押されて後退りする。

 

鞭が効かないと分かった木暮は、橘を材木運搬のそりにくくりつけた。

 

数台のそりで、材木を運搬する。

 

先頭のそりには、白熊が乗っていた。

 

白熊は、スピードがついたところでそりを暴走させて事故を起こし、そのまま脱走した。

 

木暮は、橘の弟分である秀を、脱走を手引きしたとして拷問した。

 

秀は、衰弱して死んでしまった。

 

まもなく出所した橘は、秀の遺骨を抱いて、木暮にお礼参りに来た。

 

そして、小暮を叩きのめした。

 

その後、橘は、秀の父親竜作を訪ねて、ノサップにやってきた。

 

油田が発見されたノサップで、竜作の土地は、そのど真ん中にあった。

 

街は、鬼寅を騙る権田が牛耳っていた。

 

 

最後はやっぱり高倉健、という作品だ。

モナリザ・スマイル

ジュリア・ロバーツ主演、アメリカの映画である。

 

1953年、秋。

 

キャサリン・ワトソンは、名門女子大であるウェズリー大学に美術講師として赴任した。

 

ウェズリー大はアメリカ一保守的な大学として知られていて、彼女は、学生を変えたいと思っていた。

 

下宿の部屋に案内された彼女は、さまざまな禁止事項の説明を受けた。

 

初めての講義。

 

生徒たちは、事前に教科書を読んできていて、彼女が説明する前に答えを言い当てた。

 

その日、彼女がそれ以上準備していなかったので、生徒たちは帰ってしまった。

 

それで彼女は、学部長から辛辣な注意を受けた。

 

キャサリンは、保健室の看護師アマンダ・アームストロングに励まされ、次の授業では、教科書に載っていない作品を扱った。

 

クラスのリーダー的存在であるエリザベス・ウォーレンは、生徒に避妊具を与えているとして、アマンダを告発した。

 

評判が落ちることを恐れた大学は、21年も働いてきたアマンダを解雇した。

 

大学の方針は、勉強よりも、良妻賢母になることだった。

 

キャサリンは、疑問を感じるようになった。

 

 

変化させようと孤軍奮闘する主人公に、肩入れしたくなる。

 

 

 

 

網走番外地 南国の対決 

高倉健主演、日本の映画である。

 

橘慎一は、網走刑務所での5年の刑期を終えた。

 

出所した橘は、出迎えた大槻から破門状を手渡された。

 

関東龍神一家の組長は沖縄で事故死し、舎弟頭の関森が跡目を継いでいた。

 

関森は、橘を恐れて殺し屋を雇っているという。

 

橘は、相手の裏をかくべく、神戸から船で沖縄に向かった。

 

船上で彼は、一郎というマセた少年と知り合った。

 

そして、南という男が、橘に「鹿児島で引き返せ」と忠告した。

 

沖縄に着いた橘は、パスポートを盗まれていて、警察に連行された。

 

一郎に摺られたのだ。

 

一郎は、街で出会った女・夏子に、そのパスポートを取り上げられてしまった。

 

大槻がパスポートを偽造しようと画作している時、偶然、夏子に出会い、橘のパスポートを取り戻した。

 

街は、祭りで盛り上がっていた。

 

そこに、豪田組の組員がやってきて暴れ出した。

 

橘は、組員たちを次々に殴り飛ばして、退散させた。

 

 

高倉健は相変わらず格好良いが、一郎少年との絡みも魅力的だ。