アメリカの映画である。
シャークネードは、シャーク ( 鮫 ) とトルネード ( 竜巻 ) の合成語だ。
メキシコ沖でハリケーンが発生し、それから逃れるため鮫の群れも北上する。
そして、ロサンゼルスの賑わっている海岸で、悲劇が起きた。
水辺にいる人が、次々に鮫に襲われたのだ。
海に出ていたフィンとバズは、負傷しながらも何とか水上バイクで岸まで逃げ切った。
そして、浜辺の店で手当をする。
ニュースを見たフィンは、ビバリーヒルズにいる妻子に避難するよう電話を入れるが、中の悪い妻は、それを拒否した。
フィンは、彼女らの元に行く決心をする。
しかし、大型のハリケーンが急速に接近し、高波が襲ってきた。
波には大量の鮫が混じっていて、人を襲う。
フィンは、バズ、店員のノヴァ、常連客のジョージらと共に、車でビバリーヒルズに向かった。
これからあとは、鮫に襲われるパニックシーンが連続する。
B級の作品ではあるが、ハラハラドキドキ、引き込まれる映画だ。
金をかけていないからCGは稚拙であり、違和感を感じる。
主人公の家族だけは死なない、都合の良すぎる展開が続く。
突っ込みどころ満載の映画であるのに、最後まで楽しめる作品だ。
この映画はシリーズ化され、第6話まで制作されている。
暇な人は、DVDで楽しめるだろう。