ジャッキー・チェン主演、日本の映画である。
2007年、香港。
白血病の娘のシーシーが危篤になり、警察隊長のリンは病院へ急いでいた。
そこに本部から電話がきた。
遺伝子学者のジェームズ博士の命が狙われているので、至急、保護に向かえと言う命令だ。
博士は、開発した人工心臓を取り出していた。
現場では、リンの部下スー・シャンと重武装した大勢の警官が、博士を保護していた。
駆けつけたリンの指揮のもと、博士を駐車場に連れて行った。
そこに、博士が造った人造人間 ( バイオロイド ) アンドレと、その手下たちが襲いかかってきた。
アンドレは不死身で、銃が効かない。
手下たちも、頑丈なアーマーを纏っている。
警察車両は爆破され、警官たちが次々に倒される。
負傷したリンは、アンドレもろともガソリンタンクを爆破した。
シーシーが息を引き取った。
吹き飛ばされて倒れているリンのスマホに病院から電話があり、ジェームズ博士が出た。
2020年、オーストラリア、シドニー。
人造人間の活躍を描いた小説がヒットしていた。
ハッカーのリスンは、娼婦になりすまして、高級クラブにいる作家に接近した。
リスンは博士を気絶させて、バソコンの中身をダウンロードした。
その時、アンドレの手下である女の殺し屋が襲ってきた。
同時に、黒服面の男も入ってきて格闘になった。
男はパソコンを持って逃げた。
女が出て行った後、リスンはそっと姿を消した。
この作品は、これまでのポリス・ストーリーシリーズとは関連が無い。
CGが多用されている。
ハリウッドSF映画のようで、ジャッキーファンにとっては、違和感があるだろう。
格闘中のコミカルなシーンは無く、全体にシリアスだ。