手塚治虫原作、日本のアニメーション映画である。
人間とロボットが共存する大都市「メトロポリス」 では、中心となるビル「ジグラット」 が完成し、式典が行われていた。
ジグラットを建設した有力者・レッド公が演説していると、ロボットが邪魔をした。
すると青年が、平然とピストルを撃って、それを破壊した。
青年の名前はロック、レッド公の養子だ。
日本から探偵・伴俊作、通称ヒゲオヤジが、甥のケンイチを伴ってメトロポリスにやってきた。
人造人間を製造した疑いで国際指名手配されているロートン博士が、ここにいるとの情報が入り、捕まえに来たのだった。
警察署を訪れた彼らは、補佐役として、ロボットの刑事を借り受けた。
ロボット刑事は、正式名称が長い番号なので、彼らはペロという愛称をつけた。
彼らは、ロートン博士が潜んでいるであろう下層階に下りて行った。
下層階では、ロボットが強制労働させられており、また、ロボットに仕事を奪われた人間が、配給だけで暮らしていた。
ロートン博士は、レッド公の要請で、彼の亡き娘を模した人造人間「ティマ」 を造っていた。
そこにロックがやってきて、ロートン博士に発砲、さらに製造装置を爆破した。
装置が燃え上がる中、ケンイチ達がやってきた。
ヒゲオヤジはロートン博士を見つけるが、撃たれており、手帳を指差して息絶えた。
ケンイチは、裸の少女を見つけて助け出したが、床面が崩落して、さらなる下層階に転落してしまった。
ティマを破壊し損ねたロックが、二人を追ってきた。
登場人物が、手塚治虫独特のキャラクターなので、なんだか懐かしい。