マイケル・B・ジョーダン主演、アメリカの映画である。
かつてロッキーと戦って敗れたイワン・ドラゴの息子、ヴィクター・ドラゴは、プロボクサーとして実力をつけてきた。
恵まれた身体の彼は、短いラウンドで次々に敵をKOして、アメリカ人プロモーター、バディ・マーセルも注目した。
ロッキーの親友アポロ・クリードの息子アドニス・クリードは、世界ヘビー級チャンピオン、ダニー・ウィーラーに挑む。
控室には、彼の恋人のビアンカやロッキーもいた。
アドニスは、ウィーラーをKOして世界チャンピオンになった。
そして、ビアンカにプロポーズした。
ロッキーは、フィラデルフィアでレストランを経営している。
そこにイワン・ドラゴが訪ねてきた。
ドラゴは、ロッキーに負けて全てを失い、復讐の機会を窺っていたのだ。
ここに来る前に、テレビで会見をして、息子ヴィクターがアドニスに挑戦する意思があることを表明していた。
テレビを見たアドニスは、挑戦を受けるつもりで、ロッキーに相談した。
ロッキーは、反対した。
この作品は、ロッキーシリーズのスピンオフ「クリード」の第二弾である。
ストーリーは単純で、分かりやすく、感情移入しやすい。
脚本は良いのだが、「ロッキー」や「ロッキーⅢ」のような、心が躍る素晴らしいテーマ音楽が無い。
心に残る作品には、いい音楽も必要なのだ。