captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

大河の一滴

安田成美主演、日本の映画である。

 

金沢出身の小椋雪子は29歳、上京して、友人の川村亜美と輸入雑貨店を営んでいる。

 

彼女は商品の買い付けのためにロシア行った時、ツアーガイドのニコライ・アルテミコフに好印象を持った。

 

ある日、ニコライが日本にやってきた。

 

彼はトランペット奏者であり、日本でオーケストラのオーディションを受けるという。

 

雪子は、彼が居候しているアパートを訪ねた。

 

彼は、雪子の応援も虚しく、合格できなかった。

 

雪子の父が倒れたと連絡があった。

 

雪子は急いで金沢に帰った。

 

彼女は精密検査を嫌う父を説得して、幼馴染の榎本昌治に助けてもらいながら、父を病院に連れていった。

 

父は、末期の肝臓癌だった。

 

雪子は、一旦、東京に戻って店に顔を出した。

 

商品がすっかり片付けられて、亜美が泣いていた。

 

亜美は、惚れた男に騙され金を貢ぎ、銀行からの融資も得られなかったのだ。

 

亜美が自殺した。

 

父は、手術を拒否した。

 

雪子は実家に戻った。

 

 

この映画は、淡々と物語が進んでいく。

 

「映画は娯楽」と定義している私には、退屈な作品だ。

 

シベリアの広大な大地を思わせる表題なのだが、とてもスケールの小さな作品である。