本宮泰風主演、日本の映画である。
西日本睦会会長の福本貞夫を仕留めた侠和会は、広島を傘下に収めた。
財前が氷室暗殺を企てていたことで、侠和会会長の工藤雅信は引退し、三代目を川谷雄一が継いだ。
丸神会理事長補佐で、藤代組組長の棟方龍治が出所した。
初代藤代組組長・藤代正光は、氷室蓮司の実父である。
棟方は、蓮司のことを「若」と呼び、蓮司は棟方を「龍さん」と呼んでいた。
川谷は若い頃、藤代組に世話になったことがあり、棟方とは兄弟分だ。
川谷と氷室は、棟方の出所を出迎えた。
八年半服役していた棟方は、やんちゃな高校生の蓮司しか知らず、立派になった彼を見て感動した。
蓮司が高校生の頃、母は重い病気で入院していた。
母の死に目に顔を出さなかった父に対して、蓮司は強いわだかまりがあった。
今回から侠和会が新体制になり、新しい展開の始まりである。
氷室蓮司や田村悠人の学生時代のエピソードが見られる。