本宮泰風主演、日本の映画である。
大阪を征服した侠和会では、三上組長が引退し、三上組は山崎組の傘下に入った。
山崎組組長川谷雄一は功績を認められ、満場一致で侠和会若頭に就任した。
氷室蓮司に対する誤解が解けた田村悠人は、氷室と和解し、彼の下についた。
氷室は東京進出を見据えていた。
彼が舎弟である右翼団体の宮本稜治と飲んでいると、大日本礎會会長の堀井健介が入ってきた。
堀井は宮本の兄貴分である。
宮本は二人を引き合わせた。
数日後、氷室は堀井の紹介で、上場企業糸中建設の佐藤専務、それに下請けの新山建設・新山社長と面会した。
新山社長は手形詐欺に遭っていて、解決の相談だった。
額面５０００万円の手形が、滋賀の天竜会という暴力団に渡り、６０００万円を要求されているという。
企業経営も視野に入れている氷室は、快く依頼を引き受けた。
そして、解決した。
大阪抗争で田村の舎弟になった北仁会の金澤は、弟が岐阜で焼肉店を開いたため、一人、開店を祝いにきた。
そこに暴力団・柳ヶ瀬連合の若い衆がいて、金澤を暴行し、病院送りにした。
それが侠和会の中部地方進出に繋がっていく。
今回は、中休み的な感じで、緊張感が乏しい。
話がとんとん拍子に進んでいて、つまらない。
