三田佳子主演、日本の映画である。
日本最大の暴力団組織、坂西組。
三代目組長、坂西武雄が入院した。
マスコミが、大挙して病院の前で待ち構えている。
武雄の妻、葉月は、大勢の記者に囲まれても、平然と受け答えをしていた。
服役していた若頭補佐の、赤松徹郎が出所してきた。
組長を見舞った後、赤松は舎弟頭の寺田を訪ねた。
寺田は、組の企業化を進めている。
そのために、ビジネスに精通している木曽という男を、身内にしていた。
赤松は、寺田から木曽と兄弟分の杯を交せと進められるが、断った。
組長は、赤松に妻を娶らせたかった。
葉月が、赤松に友人の娘を紹介するが、彼は興味を示さなかった。
赤松は、クラブにいる寺田を訪ねて行った。
二人が話していると、組長死すの一報が入った。
寺田達が慌てて病院へ向かおうとする時、男が彼らに発砲した。
この作品では、寺田役の成田三樹夫が光っている。
だから、その他が霞んでしまっている。