captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ザ・マジックアワー

佐藤浩市主演、三谷幸喜監督、日本の映画である。

 

港町・守加護 ( すかご ) 。

 

クラブの支配人、備後登は、ホテルの一室で裏社会のボス天塩の愛人マリに手を出していた。

 

銃を持った男たちが数人、ホテルに入っていく。

 

彼らに捕まった二人は、天塩の前で殺されることになった。

 

備後は、殴られている時に耳にした「デラ富樫」 の名前を口にすると、ボスが飛びついた。

 

デラ富樫は、幻の殺し屋だ。

 

備後とマリは、命を助けてもらう代わりに、デラ富樫を連れてくることになった。

 

無名の映画俳優、村田大樹は、スタントなどのチョイ役しか回ってこない。

 

備後は、村田をデラ富樫に仕立て上げて、一芝居うつことにした。

 

そして、映画監督のふりをして、村田に接触する。

 

しかし村田は、備後の胡散臭さに、話を断った。

 

その後、別の撮影現場で、村田は演技を馬鹿にされた。

 

そして、備後の願いを受け入れた。

 

備後の映画は、台本が無く、オールアドリブだ。

 

村田は、自分のイメージでデラ富樫の役作りをして、備後と共に天塩のところに乗り込んだ。

 

デラ富樫は、少し前に天塩を暗殺しようして失敗していた。

 

なのに、堂々と乗り込んできて、大きな態度でいることに天塩は感心して、彼を組にスカウトした。

 

誤解と信じ込みで、ストーリーが続く。

 

多少こじ付けっぽいところもあるが、上手く仕上げている。

 

最後は、どのように落ちを付けるのか、楽しみながら観ることができる。