captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

居酒屋

フランスの映画である。

 

19世紀中頃、フランス。

 

ジェルヴェーズ・マッカールは、14歳でオーギュスト・ランティエと結婚して、田舎からバリへ出てきた。

 

二人はパリの裏町に住み、子供も二人できた。

 

オーギュストは怠け者で女好き、そして働かない。

 

さらに上の子が8歳になっても、正式に籍を入れていなかった。

 

向かいの家に住む姉妹のところに通うオーギュストは、ジェルヴェールに責められても悪びれることはなかった。

 

ある日、共同洗濯場にいる彼女のところに、息子たちが駆けてきた。

 

父親が荷物を持って、向かいの女と家を出ていったという。

 

そこにいた浮気相手の妹であるヴィルジニー・ポワソンは、憎々しげに笑った。

 

それでジェルヴェールとヴィルジニーは、取っ組み合いの喧嘩になった。

 

しばらくして、シェルヴェールに結婚の機会が訪れた。

 

相手は、屋根職人のアンリ・クボーという優しい男だ。

 

彼には意地の悪い姉がいたが、結婚した二人には幸せな日々が訪れた。

 

やがて女の子が生まれ、ナナと名付けた。

 

やっと貯えができたシェルヴェールは、長年の夢だった洗濯屋をすることにした。

 

ところが、店を借りようとする日、アンリが屋根から落ちて大怪我をした。

 

 

この作品は、エミール・ゾラの小説を映画化したものである。

 

悲劇だ。