ロッド・スタイガー主演、イタリア、スペイン、アメリカ合作の西部劇である。
1913年、メキシコ。
粗末な身なりのフアン・ミランダは、豪華な駅馬車に相乗りさせてもらった。
乗客は金持ちばかりで、フアンを冷たくあしらった。
山賊が駅馬車を襲った。
フアンは山賊の頭目であり、山賊は彼の一族だった。
冷たくあしらわれた腹いせもあって、フアンは、乗客から金品を奪っただけでなく、着ているものまで脱がせた。
その時、彼らは爆発を目撃した。
そして、白いコートを着た男がオートバイに乗って、彼らのそばを通りかかった。
フアンは銃を撃って、彼を止めた。
男はジョン・マロリーといい、元IRAの革命家であり、イギリス政府のお尋ね者だった。
フアンは、ジョンが爆破のエキスパートであると知って、メサ・ベルデの銀行強盗の話を持ちかけた。
ジョンは、話に乗った。
そして、二人でメサ・ベルデ行きの列車に乗った。
2時間40分ほどもある長編だが、テンポがよく、長さを感じない。
撃ち合いよりも、二人の友情が心に残る。
ジョン役は、ジェームズ・コバーンだ。