ロバート・デ・ニーロ主演、アメリカの映画である。
東西冷戦終結後の90年代はじめ。
モンマルトルの酒場に、いわくありげな男が集められた。
アメリカ人で元CIAのサムは、慎重に退路を確保しつつ、店に入った。
そこにはフランス人のヴィンセントと、アメリカ人のラリーがいた。
雇い主である北アイルランド訛りの女性ディアドラが、3人を車に乗せて移動した。
隠れ家には、元KGBのドイツ人グレゴールと、元SASのイギリス人スペンスが待っていた。
ディアドラが、仕事について説明した。
それは、ある人物を待ち伏せして、銀のケースを奪うというものだ。
グレゴールを除く4人は、深夜、車で武器商人を訪ねた。
リーターシップを取りたがるスペンスが、張り切って交渉を仕掛けた。
サムは、注意深く辺りを観察し、狙撃手を見つけた。
銃撃戦になった。
サム、ヴィンセント、ラリーの活躍で、武器を強奪して、無事、隠れ家に戻った。
無能なスペンスは、クビになった。
ケースを持った標的であるロシア人が、ニースのホテルにいるという情報が入った。
ディアドラと4人の男は、ニースに移動して、標的の観察を始めた。
標的には、高度に訓練されていると見られる護衛がついていた。
決行の日。
銃撃戦とカーチェイスの末、ケースの強奪に成功した。
ケースを手にしたサムは、手についた塗料に気が付き、偽物だと判断して、即座に投げ捨てた。
それは、爆発した。
緊迫感のある作品だ。
ロバート・デ・ニーロがイケイケの頃の作品で、かっこいい。