ゴールドラッシュに沸く、アラスカ州ノーム。
サム・マッコードと友人のジョージ・ブラッド、その弟ビリーの3人は、金鉱脈を掘り当てた。
大金持ちになった3人は、酒場で大騒ぎ。
詐欺師のフランキーが、騒ぎに乗じて金を盗もうとしたが、失敗した。
翌日サムは、シアトルまで掘削機を手配しに出かけた。
その際、ジョージの婚約者ジェニーをつれて戻ることになっていた。
シアトルについたサムがジェニーを訪ねると、彼女は既に結婚していた。
仕方がないので、サムは酒を飲みに行った。
そこで、フランス訛りのある女性ミシェル・ボネと出会う。
ジェニーにもフランス訛りがあったため、彼女の代わりになるのではないかと、サムは考えた。
そして、誘ってみた。
そこに、きこりをしたいた頃のボス、ピーター・ボックスがやってきた。
サムはミシェルを連れて、ピーターが開いている野外パーティーに出かけた。
豪放磊落なサムの振る舞いを見ているうちに、ミシェルはサムが好きになった。
その頃、詐欺師のフランキーは、彼らの金鉱脈がある山に小屋を建てて住んでいたピーター・ホッジスをたぶらかしていた。
飲んだくれのピーターは、あっさり引っかかった。
この作品は、西部劇には珍しく、銃で死者が出ない。
その銃撃戦も、中程に一回あるだけだ。
サムとミシェルの物語、と言える。