ユアン・マクレガー主演、イギリスの映画である。
大金を持ち逃げしたマーク・レントンは、オランダで暮らしていた。
妻と離婚した彼は、20年ぶりに故郷のスコットランド、エディンバラに戻った。
彼の母は、すでに亡くなっていた。
彼が友人のスバットに会いに行くと、スバットは、人生に失望して自殺しようとしていた。
マークが部屋に飛び込んできて、ギリギリのところで助かったのだが、スバットはマークに腹を立てた。
20年前、マークはスバットの分け前を残していったのだが、薬物中毒の彼は、その金を全て麻薬に使ってしまっていた。
落ち着いたスバットは、サイモンに会いに行くよう、マークに勧めた。
サイモンは、表向きパブを経営している。
しかし裏では、恋人のベロニカを使って盗撮し、男を恐喝して金をせしめていた。
訪れたマークを、サイモンは殴りつけた。
喧嘩の後、マークはサイモンの取り分を置いて去った。
もう一人の友人フランク・ベクビーは、20年間服役していた。
彼は、仲間に腹を刺させて入院し、脱走した。
そして自宅に戻り、大学生の息子を泥棒に引き入れた。
やがて息子が反発し、フランクは家を出た。
「トレインスポッティング」の続編である。
前作のような、ぶっ飛んだシーンは無い。
場面が目まぐるしく変わるが、迫力も魅力も、今ひとつである。