リチャード・ウィドマーク主演、アメリカの西部劇である。
テキサス州コットンウッド・スプリングス。
町には鉄道が引かれ、次は企業を誘致したいと議会議員たちは考えていた。
保安官のフランク・バッチは、昔気質の頑固者で、住民からは疎まれていた。
彼の味方になる者は、売春宿を営むクレア・クィンタナと、青年のダンくらいだ。
ある日の夜、フランクに恨みを持つルーク・ミルズが、酔った勢いでフランクを襲撃した。
撃ち合いの末、フランクはルークを射殺した。
これは正当防衛なのだが、フランクを追い出したい住民は、悪い噂を流した。
ルークの妻ローリーは、かつてフランクの恋人だったこともあり、噂は瞬く間に広がった。
町議会は、フランクに辞職を迫った。
20年前に腕を買われた彼は、好きなだけ続けて良いとの約束で保安官を引き受けたのだった。
フランクは、保安官を辞めるつもりはなかった。
彼は、議員の一人アンドリュー・オスクリーを殴り倒した。
そして「撃ったらどうだ、背中を向けてるぜ」と、言い残して去っていった。
この作品は、リチャード・ウィドマーク以外に、見どころはない。