アラン・ドロン監督、主演、フランスの映画である。
私立探偵のシュカスは、元刑事だ。
彼のところに、イザベル・ビゴと名乗る中年の夫人が来た。
彼女の娘マルトが失踪したので、探して欲しいという。
マルトは全盲で、ポドリアール財団の盲人協会に勤めていた。
そこに、顔馴染みの刑事コリオリが訪ねてきた。
彼は、「その仕事を1000フランで受けて、あとは適当にやれ」と、奇妙なアドバイスをして去った。
調査を始めたシュカスのところに、プラディエと名乗る男が近づいてきた。
彼は、「マルトは好きな男と逃げた」と告げ、彼女の手によるという点字の手紙を渡した。
不審に思ったシュカスは、プラディエを取り押さえようとしたが、別の誰かに頭を殴られて気を失った。
シュカスは、ビゴ夫人と待ち合わせをした広場に行くが、夫人は何者かに射殺された。
その後、彼はビゴ夫人のアパートを捜索した。
何も手がかりを得ることができずにアパートを出たところ、プラディエら二人組に襲われて、拉致された。
アラン・ドロンのファンには、楽しめる作品だ。
中年になって太ってはきたが、かっこいい。