スティーブン・キング原作、アメリカの映画である。
小説家のゴードン・ランチャスは、車を止めて新聞に目をやった。
見出しに、「弁護士クリストファー・チェンバース刺殺される」とある。
クリストファーは、彼の親友だった。
回想。
1959年、夏。
オレゴン州の小さな町キャッスルロック。
当時12歳のゴードン ( ゴーディ ) は、真面目で内気な少年だった。
彼には、3人の気の合う仲間がいた。
ガキ大将だが優秀なクリストファー ( クリス )・チェンバース。
黒縁メガネをかけたセオドア ( テディ )・チャンプ。
太っていてノロマなバーン・テシオ。
4人は、いつも秘密基地で遊んでいた。
バーンの兄は不良グループに入っている。
ある日、パーンは兄たちの話を盗み聞きしてしまった。
それは、レイ・フラワーという少年が、列車にはねられて亡くなり、死体が野ざらしにされている、というものだ。
バーンから話を聞いて、4人で死体を見にいくことにした。
それは、約30キロメートル離れた、山中にあった。
スティーブン・キングの原作だが、ホラー要素は僅かであり、青春映画と言える。
主題歌を聞くと、迫り来る列車から逃げる少年たちが、鉄橋を必死で走っているシーンが浮かぶ。
名作だ。