スティーブン・キング原作、ティム・ロビンス主演、アメリカの映画である。
アンディ・デュフレーンは、若くして銀行副頭取に上り詰めたが、妻の浮気に悩まされていた。
彼は自殺するために銃を手に入れたが、実行に及ばず、銃を川に捨てた。
翌朝、妻と浮気相手が、相手の家で射殺死体で見つかった。
アンディは殺人罪で起訴され、無実を訴えるもの、終身刑の判決を受けた。
彼は、劣悪な環境であるショーシャンク刑務所に送られた。
そこには、終身刑の囚人ばかりが収監されている。
服役して20年になるレッド老人が、仮釈放の申請をして、却下された。
彼は、囚人たちの「調達係」として、それなりに快適な生活を送っている。
アンディたち新入りを前に、ノートン所長とハドリー主任刑務官が、刑務所暮らしの心得を、脅しを交えて説明した。
夜、太っちょの囚人が泣き出した。
なかなか泣き止まないので、ハドリーが警棒で殴りつけた。
その男は、医務室に運ばれた後、死亡した。
アンディは孤立していて、誰とも話さない日が続いた。
ひと月ほどしてアンディは、レッドに声をかけ、小さなロックハンマーを手に入れた。
それ以来、他の受刑者たちとも話をするようになった。
刑務所内のレイプ魔グループのリーダー、ボグズがアンディに目をつけた。
アンディは、抵抗するたびに殴られ、傷が絶えなかった。
2年ほど経った。
アンディは、ハドリー主任刑務官が遺産相続で悩んていることを知った。
それで、彼にアドバイスしたところ、税金対策がうまくいって、彼は所長や他の刑務官たちから一目置かれるようになった。
彼は、図書室係として、刑務所の改革を始めた。
この作品は、最後まであきらめないことの大切さを教えてくれる。
観終わった後の爽快感が、心地よい。