リチャード・バートン主演、アメリカ、スペイン合作の映画である。
紀元前356年。
ギリシャの都市を次々と征服していたマケドニアの王フィリッポス2世は、野営中に男児出生の知らせを受けた。
王妃はその子に「アレキサンダー」と名づけ、神の子だと信じていた。
フィリッポスは、尊大な王妃を嫌っていた。
アレキサンダーは、アリストテレスの元で、様々な学問を習得した。
逞しく育った彼は、成功し続ける父に対して焦りを感じていた。
アリストテレスの勧めもあり、フィリッポスはアレキサンダーを摂政に任じて、彼に首都ペラを治めさせた。
ただ、アレキサンダーは父にも母にも反抗的だった。
誰の手駒にもなりたくはなかったのだ。
アテネとの戦いで苦戦していたフィリッポスは、アレキサンダーを呼び寄せた。
そして、彼の活躍で勝利した。
そして彼は、大使としてアテナイに赴き平和条約を締結した。
彼がアテナイに赴いている間に、フィリッポスは離婚して、新たに若いユーリデスを王妃に迎えた。
この作品は、細かな出来事が時系列に沿って沢山あり、平坦で退屈だ。
戦闘シーンなどの盛り上がるところが、短いのだ。