captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ザ・ヘラクレス

アメリカの映画である。

 

紀元前1200年、ギリシャ南部、アルゴス

 

アンピトリュオン王が率いるティリンス軍は、カレヌス王を攻め、王同士の一騎打ちを申し込んだ。

 

アンピトリュオンはこれに勝利し、アルゴスの全てを手に入れた。

 

王妃アルクメネは、王の暴政を憂いていた。

 

王妃は賢者ケイロンを伴って神殿を訪れ、女神ヘラに祈りを捧げた。

 

ヘラはアルクメネの願いを受け入れ、アルクメネが救世主となる息子を産むとの神託を授けた。

 

息子は王の子ではなく、ゼウスの子であり、「ヘラの贈り物 = ヘラクレス」と名付けるとのことだ。

 

アルクメネは、男子を出産した。

 

アンピトリュオン王は、その子にアルケイデスと名付けた。

 

次男である。

 

20年後、アルケイデスは逞しく成長した。

 

彼は、クレタ島の姫君ぺぺと愛し合うようになった。

 

長男イピクレスは、それに嫉妬していた。

 

ある時、兄弟はネメアの獅子に遭遇した。

 

凶暴なネメアの獅子には、槍が刺さらない。

 

アルケイデスは獅子に組みついて、締め殺した。

 

イピクレスは手も足も出せず、見ているだけだった。

 

イピクレスは、ネメアの獅子の皮を被って、宴会場に入ってきた。

 

そこで王は、クレタ島との友好関係を深めるため、イピクレスとぺぺが結婚すると発表した。

 

結婚式は4ヶ月後とした。

 

その場にいたペペは、逃げ出した。

 

アルケイデスが後を追う。

 

二人は一緒になって遠くへ逃げようとしたが、追っ手に捕まってしまった。

 

アルケイデスは、親友ソティリスが率いる軍団と共に、エジプト遠征を命じられた。

 

兵士の数が、160名から半数に減らされた。

 

アルケイデスたちは待ち伏せに遭い、軍は全滅、彼とソティリスは生捕りにされた。

 

名前を聞かれたアルケイデスは、出発前に母から聞かされた本当の名前「ヘラクレス」を名乗った。

 

しかし彼は、この時はまだ、母の言葉も、ゼウスの守護も信じていなかった。

 

 

この作品は、ヘラクレスを描いた作品の中で、最も魅力的だ。