アンジェリーナ・ジョリー主演、アメリカ、イギリス合作の映画である。
9.11テロの翌日、ウォール・ストリート・ジャーナル誌の記者ダニエル・パールと妻のマリアンヌは、パキスタンの首都カラチに到着した。
ダニエルは、アルカイダと関わり合いのある人物と接触する予定だ。
彼は、マリアンヌとディナーの約束をして、取材に出かけた。
予定の時刻を過ぎても、彼は帰ってこない。
ダニエルは、行方不明になった。
アメリカ領事館外交保安問題担当のランダル・ベネット、ウォール・ストリート・ジャーナルの中央アジア特派員スティーヴ・レヴァイン、パキスタン警察テロ対策部門部長ハビブなど、有能な人材が、マリアンヌの元に集まった。
マリアンヌは、捜索願を出した。
その時に提出したパスポートの写真が、悪意ある新聞記者に利用された。
ダニエルは、アメリカ人スパイであり、ユダヤ教徒だと推測される記事が掲載された。
その後、拘束されたダニエルの写真が送られてきた。
彼は、記者を装ったCIAのスパイとして、テロ組織に捕まっていたのだった。
夫のスパイ容疑を晴らすため、マリアンヌはテレビに出演して訴えた。
この作品は、実話に基づいている。