メル・ギブソン、カート・ラッセル主演、アメリカの映画である。
カリフォルニア。
かつて麻薬のディーラーとして名を馳せたマックこと、デイル・マキュージックは、今は堅気の仕事をしている。
彼は、想いを寄せている女性が経営しているレストランに通い詰めていた。
麻薬取締局の捜査官ハル・マグワイアは、マックを逮捕すべく、彼の行きつけのレストランを盗聴していた。
マックの高校時代からの友人で、ロサンゼルスの刑事ニック・フレシアは、その情報を聞いてレストランに出かけた。
マックに、足を洗っているかどうか確認するためだ。
そこでニックは、女性経営者ジョー・アン・ヴァレナーリと出会った。
連邦政府から派遣されてきているマグワイアは、ニックのオフィスを使っていた。
自分のオフィスを占領された上、親友を逮捕しようとしているマグワイアを、ニックは嫌った。
マグワイアはニックに、まもなくメキシコの麻薬王カルロスが、コカインを持ってくるという情報を明かした。
カルロスはマックの友人で、命の恩人でもあった。
そして、この辺りではマック以外にカルロスの顔を知っている者はいない。
マグワイアは、マックを利用してカルロスを逮捕できれば、マックは起訴されないとニックに言った。
ニックは、心が動いた。
主演の個性が強すぎて、シナリオが追いついていない印象だ。