ベニチオ・ベル・トロ主演、アメリカの映画である。
アメリカ政府は、犯人がメキシコから密入国したことを突き止めた。
そして、カルロス・レイエスが率いる麻薬カルテルが手を引いていることが分かった。
しかし、証拠がない。
国防長官の要請で、CIAのマット・クレイバーは、カルロスの娘イザベルを誘拐し、麻薬カルテル同士を戦争させる計画を立てた。
マットは、かつてカルロスに家族を殺された、コロンビアの元検察官アレハンドロ・ギリックに、その仕事を要請した。
「ルールは無しだ」とのことで、アレハンドロは、引き受けた。
アレハンドロは、まず、カルロスと敵対しているカルテルの弁護士を射殺した。
その頃、国境付近に住む中学生のミゲル・ヘルナンデスは、ガヨのギャング団に入って密入国ビジネスを手伝うようになった。
ミゲルは、アレハンドロの乗った車にはねられそうになり、アレハンドロと睨み合った。
名門校に通うイザベルは、同級生を殴りつけて、校長から退学を言い渡された。
イザベルは、カルロスの手下が運転する車で、家路に着いた。
その途中、マットのチームが急襲して、イザベルを拉致した。
リアリティがあり、緊張感が続き、満足感の大きい作品だ。