日本のアニメーション映画である。
アメリカ。
映画の都「ニャリウッド」
ペーターゼンフィルムでは、若きプロデューサー、ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット ( 通称ポンポさん ) が、B級映画ばかりを制作している。
ジーン・フィニは、ポンポさんの助手として、さまざまな用事をこなしていた。
さまざまな名作を手がけ、孫娘のポンポさんに後を譲った祖父ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ペーターゼンは、ジーンの憧れだ。
いつか自分の映画を作りたいが自信が全くないジーンは、ある日、スタジオに来たペーターゼンに励まされた。
ポンポさんは、退屈な名作よりも、90分以内に収まる楽しい映画を作るのが主義だ。
女優ミスティア主演で、コルベット監督による「MARINE」を制作中である。
ポンポさんは、次作の女優オーディションを開いた。
バスの中から、水溜りを飛び越える少女に見惚れていたジーンは、乗り過ごしてしまって遅刻した。
到着した時にはオーディションは既に終わっていて、全員不合格だった。
ポンポさんはジーンに、「MARINE」のコマーシャルフィルム編集を命じた。
出来上がったCMは、ポンポさんもコルベット監督も認める出来だった。
ジーンはポンポさんから、次作「MEISTER」の台本を手渡され、監督に指名された。
そして主演女優は、オーディションに落ちたナタリー・ウッドワードである。
ナタリーは、ジーンがバスの窓から見惚れた少女だ。
主演男優は、大スターだが暫く映画界から遠ざかっているマーティン・ブラドック。
これは、祖父の力で実現した。
表題のイメージと違い、内容は大人向けアニメーションである。
色々考えさせられる。
秀作である。