アメリカの映画である。
カムは、自転車で書類を配達する仕事をしている。
車の間を縫いながらスピードに乗って走っていると、突然、パルクールをしていた女性が、車道に飛び降りた。
それを避けようとしたタクシーに、カムは突っ込んだ。
カムも女性も怪我はなかったが、壊れた自転車は使い物にならなくなった。
その日、受け取った給料は少なく、すぐに借金取りに取り立てられてしまった。
彼は、マフィアに多額の借金をしていて、毎月の返済が遅れていた。
翌朝、上司から「彼女が新しい自転車を置いていった」と、電話があった。
カムは、それに乗って彼女を探し、ついに見つけた。
彼女の名前はニキ、パルクールが得意だ。
ニキに「バルクールをやってみて」と言われたカムは、彼女を追ってビルの駐車場を登った。
そこで、彼女の兄ディランら、バルクール仲間と出会った。
彼らはカムに、パルクールは危険だと忠告した。
せっかくもらった自転車も盗まれてしまったカムは、パルクールを練習し、パルクールで配達の仕事をした。
上達した彼に、ディランが一緒に練習しようと誘った。
指定された場所で、彼はリーダーのミラーに出会った。
彼らは、パルクールを使って儲けていた。
借金を返したいカムは、仲間に入れてくれるよう頼んだ。
そして、実践を通しての試験が始まった。
この作品は、スピーディーで、スリリングで、エキサイティングだ。
話の筋はともかくとして、パルクールの場面が面白い。