アメリカの西部劇である。
若く野心に燃えるラットは、カウボーイとしてラムに雇われた。
そこで1番の荒馬シュガーを乗りこなして、仲間たちの信用を得た。
そして、仲間の一人トムと友人になった。
ラムの一行は、牛をフォート・ブロックの街まで運んできた。
バーで一息ついていると、土地の有力者イエフが入ってきて、馬の競走をしないかと誘った。
ラットが出場して、相手のインディアンとトラブルがあったものの、勝利した。
その夜の祝賀会で、ラットはキャリーに出会った。
キャリーは売春婦だが、その日、ラットは彼女を抱かなかった。
冬、金が欲しいラットは、トムと一緒に狼狩りを始めた。
しかし、思うように狼は獲れず、喧嘩してトムが出て行った。
その直後、馬の競走で敗れたインディアンが来て、ラットを撃った。
銃声を聞いたトムが戻ってきてインディアンを追払い、ラットを街まで運んだ。
キャリーの献身的な看護のおかげで、ラットは回復した。
ラットには、牧場を持つという夢があった。
彼は資金を借りに銀行へ行ったが、頭取のコンラッドに断られた。
キャリーは、ラットの夢を叶えるために、貯めていた2000ドルを彼に貸してあげた。
そのおかけで彼は、銀行から同額の融資を引き出すことができ、牧場と牛を手に入れた。
トムが、共同経営者になった。
キャリーに気があるイエフは、気に入らなかった。
この作品は、邦題からイメージするような派手な撃ち合いは無い。
主人公が真面目で一直線なところに、惹きつけられる。