ジェームズ・スチュアート主演、アメリカの西部劇である。
コロラドの山中に鉄道を敷設するため、大勢が働いている。
彼らの給料は、輸送途中に、何度も強盗団に奪われていた。
頭を悩ませていた支配人のキムボールは、現金の運び屋にふさわしい男を探し出した。
5年前、彼は勤務中に大金を強盗団に奪われた。
その際、強盗団に入っていた弟のユティカ・キッドを逃したため、解雇された。
今は、アコーディオンを弾きながら、各地を渡り歩いている。
キムボールの申し出を受けたグラントは、すぐに引き受けた。
彼は、一万ドルを持って、列車で工事現場へ向かった。
その際、たまたま拾った少年ジョーイを連れていた。
強盗団が現れた。
グラントは、とっさに金をジョーイが持っている靴の箱に隠した。
強盗団は、いくら探しても現金が出てこないので、乗っていたキムボールの妻とジョーイを人質にして去った。
キムボールは、グラントが裏切ったのだと誤解した。
この作品で、西部劇らしい銃撃戦は終盤にのみ。
冗長な物語で、眠くなる。
ジェームズ・スチュアートのファンなら、楽しめるだろう。