アメリカの西部劇映画である。
無実の罪で6年服役したマットが、刑期を終えてマディソンの街へ向かっていた。
途中、水を飲みに川へ降りると、後ろから青年が無言で近づいたため、銃を向けた。
粋がった青年デイヴィーは、マットに叱られ、素直に折れた。
デイヴィーはマディソンに住んでいて、二人は同行した。
道中、二人が気まぐれに鷹を撃っている時、通りかかった列車から現金の入った鞄が投げられた。
二人は、最近流行っている列車強盗の一味だと勘違いされたのだ。
マディソンの街では、強盗にやられたと報告を受けた保安官が、自警団を連れて討伐に出発した。
彼らはマットたちを待ち伏せ、いきなり発砲した。
デイヴィーは3発撃たれて、重傷を負った。
傷の浅いマットは保安官事務所に連行されたが、そこで誤解が解けた。
そして彼は、デイヴィーが看護を受けているスウェーデン移民スウェンスンの家を訪れた。
デイヴィーは、スウェンスンの娘ヘルガとマットの手厚い看護を受けて回復した。
しかし、元気にはなったが、足に障害が残った。
マットはスゥエンスンの農場を手伝った。
主人公マットは、ただの中年のおじさんで、ヒーローっぽくない。