アメリカの西部劇である。
西部開拓時代の末期。
ミズーリ州では、住民が鉄道会社に土地を追われていた。
ジェシー・ジェームズ、コール・ヤンガーらの強盗団が、何度も鉄道会社を襲撃して、住民達から感謝されていた。
ミズーリ州議会では、この強盗団に恩赦を与えようとの案が提出された。
そのことはジェシー達の耳にも入った。
コールは、しばらく強盗をするのをやめて恩赦を待つつもりでいたが、ジェシーは強盗を続けたい思いだ。
鉄道会社は、恩赦が決定する前に強盗団を潰したい。
そこで、ピンカートン探偵事務所に依頼した。
コール達は、馴染みの売春宿で探偵事務所の連中に襲われた。
コールは、重症を負う。
その後ジェシーは仲間に、北部のミネソタ州ノースフィールドにある銀行強盗を持ちかけた。
そして仲間達と、出発した。
しばらくして意識を取り戻したコールは、弟たちと共に、彼らの強盗を止めるためジェシーらを列車で追った。
州議会。
賄賂を受け取った議長は、強盗団の恩赦を否決した。
それを知ったコールは、銀行を襲うことにする。
もともと、これは彼の発案だったのだ。
先にノースフィールドに着いたのは、コール達だった。
彼らは、発展している街の様子に驚いた。
しかし、街は発展しているものの、人々は預金をせず、銀行の景気は悪かった。
全体に、理屈っぽくて暗い。
ヒーローが、華々しく悪者をやっつける様な作品の方が、西部劇としては面白い。