アメリカの映画である。
シリーズ第4作。
スターウォーズのパロディで始まる。
前回のシャークネードから5年、アストロX社が開発した天候安定システムにより、竜巻の発生が抑えられていた。
妻エイプリルを亡くしたフィン・シェパードは、妻がサメの中で産み落とした息子ギルと母の3人で、カンザス州に「エイプリルの牧場」 を作って、暮らしている。
月に取り残された父は、アストロX社のロケットで救出された。
フィンは、姪のジェムを連れて、ラスベガスに向かった。
アストロX社が、そこに新しくホテルをオープンしたのだ。
彼らは長男マットと、そこで落ち合う予定だ。
マットは、ホテルに向かう飛行機の中で、ガブリエルと結婚式を挙げた。
その時、シャークネードが発生した。
予定通りパラシュートで降下した二人は、シャークネードに巻き込まれてしまう。
フィンとジェムは、ビルの上に引っ掛かったガブリエルを救出、その後、マットの救出にも成功した。
4人は、列車でカンザス州へ向かう。
アストロX社は、グランドキャニオンを破壊した。
それにより、シャークネードはシャークサンド ( 砂 ) ネード、そしてボルダー ( 岩 ) ネードに進化した。
更に油田を襲いオイルネードに、石油に火がついてファイアネードに、そこに雷が落ちてサンダーネードになった。
亡くなったと思われていたエイプリルは、父親ウィルフォード博士によって、機械の身体を与えられていた。
家族は死んだと聞かされていた彼女は、テレビで活躍するフィンの姿を見て、夫の元へ向かった。
荒唐無稽を絵に描いた作品だ。
随所に、色々な映画のパロディが盛り込まれている。
これほど下らないものが、シリーズとして続くのは、アメリカ人の好みなのだろう。
人がサメに食われるシーンは、相変わらず凄惨だ。