河村ほむらの漫画を原作とした、日本の映画である。
金持ちの子女が通う私立百花王学園は、ギャンブルの強さで階級が決まる。
生徒は生徒会に上納金を納めるのだが、納められない生徒は、「家畜」 として蔑まされた。
家畜は、ギャンブルの「公式戦」 に勝てば元に戻れる。
歩火樹絵里 ( あるきびじゅえり ) は、公式戦に一発逆転を賭けたが、敢え無く敗退した。
この学校に、ギャンブル好きな「賭ケグルイ」 蛇喰夢子 ( じゃばみゆめこ ) が、転校してきた。
生徒会役員は、次々に彼女に打ち負かされた。
内気なクラスメイト鈴井涼太は、そんな彼女に憧れている。
学園の賭場が荒らされる事件が、多発した。
また、ギャンブルに反対する組織「ヴィレッジ」 が出現した。
ヴィレッジ幹部の樹絵里は、夢子に近づきヴィレッジに誘うが、夢子は、あっさり断った。
その後、報道倶楽部の新渡戸から情報を得た夢子は、涼太を伴ってヴィレッジのアジトに乗り込んだ。
この作品は、冒頭、新渡戸による解説があって、原作を知らなくてもついていける。
ただ、女生徒の名前が特殊で、分かりにくい。
漫画原作の、他の作品と同じく、実写はつまらない。
リアリティが感じられないからだ。
原作が漫画なら、アニメの方がいい。