日本の映画である。
廃病院に、若者たちが集まってきた。
暗証番号を推して裏口から入る。
金庫を開けて、来た者から順に番号札を取った。
大きな部屋に12のベッドが並べられ、中央には会議用に机があった。
最後に入ってきたのが、主催者のサトシだ。
十二人は、集団自殺をするために集まったのだった。
ところが、既に一人、ベッドに横たわっていた。
死んでいるようだ。
その男の脇には車椅子があり、睡眠薬を飲んだ形跡がある。
ところが、それは致死量ではないし、そもそも、どうしてここに来たのか分からない。
誰かが殺して、この部屋に運んできたのかもしれない。
そうなると、ここにいる者達に殺人容疑がかけられてしまう。
これを解決するまでは、自殺を決行できない。
十二人の中に警察官の息子がいて、推理を始めた。
退屈な作品だ。
盛り上がりがない。
題名からホラーを期待したのだが、ドキドキハラハラさせるシーンは一切ない。
つまらなかった。
小説が原作なのだが、そちらは読んでいない。
たいていの場合、原作の方が面白いのだが。