古いフランスの映画である。
11月、イタリア・コモ湖畔の城。
クリスティーヌは、夫の葬儀を済ませ、召使い達に遺品を分け与えている。
20年の結婚生活だったが、クリスティーヌは、まだ36歳だ。
遺品を整理していると、16歳の時の手帖が出てきた。
そこには、初めて舞踏会に行ったときに踊った相手の名前が記されていた。
クリスティーヌは、夫の秘書ブレモンに、彼らの住所を調べてもらう。
一番会いたいのは、当時、好きだったジェラールだ。
ブレモンは、早速調べてきた。
二人は既に他界しており、ジェラールの居場所だけが分からなかった。
クリスティーヌは、彼らを訪ねる旅に出た。
ジョルジュ、ピエール、アラン、・・・。
当時の有名俳優達が、相手役として登場する。
贅沢な作品だ。
しかし今観て、面白いかどうかは、別の話。